RsapberryPiハンズオンの補足と反省と参考文献
秋アニメも佳境に入り12月になり就活も本格的になり始めてきた今日このごろ。
この記事は横浜医療情報AdventCalendar2016 一日目の記事です。
今日横浜医療情報の一年生の授業午前枠を頂いてRaspberry Piハンズオンを行わせていただきました。
皆様の協力のおかげで恙なく進行し無事時間通りに終えることができました。ありがとうございました。
本日使った資料は下のGithubに入れて有りますのでご参照ください。
ソースコードは後で修正しますが、こんな内容もどう?みたいなプルリクもお待ちしております。
さて、本日のハンズオン自分にとって10人超えするようなものの講師役をするのは人生二度なのですが、やはり自分の至らないところや良かったところがあったのでそれに関してまとめようと思います。
また、合わせて本日の補足と参考文献を紹介しておきます。
補足
まずは補足の方をします。 細かい所を端折りまくっているので意図的に端折ってたところを書いていきます。
思い出し次第追記します。
LED
ハンズオンではカソード、アノードの説明をしませんでした(し損ねた)、ヘルプもいたし教えなくても案外どうにかなるもんだなーと終わってみると思います。
LEDにもプラス と マイナスがあります。当たり前ですが逆だと電流が流れません。
電流がプラスからマイナスに動くものとして電流の入り口がアノード 出口がカソードという理解で大丈夫だと思います。
自分の覚え方はいつぞやのプロ生勉強会でどなたが言ってた
「赤城(アノード)が攻め(+)で加賀(カソード)が受け(-)」
抵抗
今回はLEDだけだったので1.5kΩのカーボン抵抗のみを使用しました。
体験のために可変抵抗も考えたんですが、プログラム制御のほうがおざなりになりそうだったのでやめました。
本来オームの法則やカラーコードの読み方も触れておきたかったですが今回は省略。
オームの法則は適量の電気をLEDに流すためにLEDに必要な電気量からどのくらいの抵抗が必要なのか計算するのに用います。
カラーコードは小さな抵抗にどのくらいの抵抗力があるのかを示すために使われています。
今回は1.5kRなので 「茶 緑 赤 金」だったはずです。
タクトスイッチ(タクタイルスイッチ)
タクトスイッチみたいに押している間だけ電流が流れるタイプのスイッチを「モーメンタリースイッチ」と呼びます。
一度押すと流しっぱになりもう一度押すと止まるものを「オルタネイトスイッチ」と呼びます。
なので今回の最後の課題はモーメンタリースイッチをプログラムでオルタネイトスイッチ見たく動作させる課題だったと言うわけです。
チャタリング
本日の最後の課題ボタンを一度押すとLEDが光りっぱなしになりもう一度押すと消えるプログラムでしたが、実装によってはLED点滅したりちゃんとつかなかったりしたと思います。
これは内部でスイッチの接点がバウンドや擦れたりしてONとOFFを一瞬で繰り返しています。このような意図していない動作をすることをチャタリングといいます。 if文の位置や実装方法で防ぐことができます。またハードウェア的な対処をすることもできます。
今日の反省
今回の反省は大量にあったので次回があれば直したいところもあるので書き留めて置きます。
段取りの悪さ
途中からはましになりましたが、最初の準備する時間が少なくてドタバタしてしまったので次回はもっと前もって機材も用意しておきたいですね。
パーツの買い出し
パーツは無事間に合いましたが、買い出しを前日に行くのは非常にまずい。 もっと前もって用意しておきたかったです…
時間
最初はものすごく時間が余るか、ものすごくオーバーするかの2択だと思ってだと思ってたのですが、なんだかんだでぴったりに終わりました。今後もこのようにしたい…
サークル勧誘
新しく一人入っていただけたのはすごいうれしいですね。講演者冥利につきます。
参考文献と推奨書籍たち
様々な素晴らしいサイト、書籍を今回の資料を作成時に参照させていただきました。
そのものものリスト、直接ではないですが、Raspberry Piや電子工作に興味を持った際の推奨書籍を上げておきます。
参考文献
Make: Electronics ―作ってわかる電気と電子回路の基礎
Makeシリーズは名著な本ばかりですが、その中の入り口として非常に素晴らしい本です。わかりやすい説明、ビルドアンドスクラップな精神に基づくとりあえずトライすることの重要性。科学的背景なども含めて解説してあり非常に良いです。
みんなのRaspberry Pi入門
Pythonの基礎も触れており非常に初心者向けの内容に一通り触れてありこの一冊で概ねのないようを触れることができます。
推奨書籍
Arduinoをはじめよう
Makeシリーズの名著中の名著、Arudinoの流儀から電子工作の基礎を抑えるサンプルそして公式リファレンスが丁寧に書いてあります。電子回路に関しても丁寧なイラストで解説してあり動作確認なども苦にならないようになっています。 Arudinoで電子工作する際一緒に買いたい本のですね。
ハルロック
電子工作好きな変わり者女子大生が、電子工作を用いて様々な問題解決(?)していく痛快電子工作青春マンガです。 電子工作をする精神、様々な電子パーツの基礎を漫画読みながら触れることができます。
書き終わって時間を見ると12月2日になってる… コトシモマニアワナカッタヨ…
今期はオカルティック・ナインが面白くて今も見ながら書いてます。
さて、拙いハンズオンだったとは思いますが、これをきっかけに電子工作の世界に興味を持っていただければ幸いです。