まぁ、つまらないものですが

エンジニニャーの気ままな技術ブログ、日々のログを残してゆきます。

学生のときに出会ったSHIROBAKOを今もう一度見たときに思うこと。

本稿はSHIROBAKOアドベントカレンダー2018 14日の記事です。

adventar.org

会社のイベントなどが重なり遅刻してすみません…
結果としてお酒を飲みながら会社で書いてます…

SHIROBAKOも地上波の初回放送が2014年10月から4年の年月が過ぎてもなおこのようなアドベントカレンダーがありイベントも行われ、はたまた劇場版も制作進行中なのはファンとしてうれしい限りです。 この記事は放送当時専門学校1年生だった自分が知らず知らずに社会人一年目を迎えて今、改めてSHIROBAKOみた心情を吐露する記事です。

完全ポエムだけどゆるして。

学生のときに思ってたこと

もう4年前のことなので正確なことは覚えてませんが、当時は何度も見て毎日武蔵野アニメーションに電話をかけてました。

その時は仕事の観点ではなくものづくりの辛さの部分が自分に刺さっていたようなきがします。 当時動画を作ることが多かったのでそこで感情移入していたのではないかと思います。

動画の進行がうまく行かなかったときに5話の「上手くいかないことを人のせいにしているようなヤツは辞めちまえよ!」は重い鈍器で殴られた感覚だったのは覚えています。

6話イデポン宮守発動篇では下柳さんがアニメの世界に飛び込んだ理由を熱く語るシーンもありましたね。
SHIROBAKO全体のテーマになぜ「この仕事を続けるのか?」があると思うんですが、当時学生でこれから就活しなければならない身として学生の間に見つけないとなと感じたりました。 あと就活のときとかは頻繁にSHIROBAKO見てました。そのたびに勇気と心構えをくれたSHIROBAKOには感謝です。SHIROBAKOなしに就活は乗り切れませんでした。

「絵に書いた世界であそこまで描けるんだとおもったなぁ。一個人の希望とか幸せとか関係ない、そんな壮大なスケールの作品に参加したい。そう思ってアニメの仕事を選んだんだよな」

6話「イデポン宮守発動篇」

今思うこと

今見るとチームで一つのものに取りかかることに関する部分で刺さることが増えたなともいます。 印象がわかりやすく変わったのは21話平岡さんが宮森さんに切れるシーン。

「クオリティを人質にするんじゃねぇ!どいつもこいつも自分の仕事に時間をとることばっか考えて人のセクションのことなんて全く考えていやしねぇ!なのにスケジュールが遅れると全部制作のせいにしやがって!」 21話 「クオリティを人質にすんな」より

学生当時は平岡さんへのヘイトがたまるシーンだったのですが、自分も周りの作業工程を気にしないで仕事してしまうときがあって平岡さんに説教を説かれた気分になりました。
平岡さんは周りに真摯に付き合っていこうとした結果きっと、感情がここで爆発したんだなと今は思います。
自分は平岡さんみたいな人に迷惑をかけないように、しっかりと自分で後始末できるようになりたいですね。

また他セクションの作業工程の話では8話で瀬川さんも述べてくれています。

「…安原さんもそのうち普通にできることなんだよ。自分の工程の後のことを考えて書くなんてことは、でも今はわからない。わからないからできない。ちょっとの違いなんだけどねぇ…」 8話 「責めてるんじゃないからね」より

ここで瀬川さんを始めとするムサニ関係のアニメーターはしっかり他セクションのことも気にして作業しているのを感じるセリフです。。

また動画検査の堂本さんも宮森さんのスケジュールのために人員確保したりしていて、1つの作品をいいものにするためにみんな動いてるのがわかります。

「小金井動画がちょっとだけなら手伝えるって言ってたから今から今から抑えておこうと思って」 22話 「ノアは下着です。」 より

こういうチームが理想なチームだよなというのを感じます。
今いる会社もこういう自由な空気を感じ出ていて他のセクションに対して気を使った仕事をしたいですね。

## 最後に まだまだ言いたいことなどありますが、書いていくとただの気持ち悪いオタクのポエムになりそうなのでここでやめておきます。
放送当時や就活のとき、そして新社会人の今見るたびに新しい発見や感じることがあり飽きることのない素晴らしいアニメです。
特に新社会人になってからは社会人の心構えや、チームワークのところは「自分もこうならなきゃな」と勉強になっています。

このような自分語りポエムにお付き合いありがとうございました。
また来年このアドベントカレンダーで会えることを楽しみにしています。

クリスマスはSHIROBKO一期をイッキ見しようと思います。
新しい劇場版に思いをはぜつつ年末を過ごしていきます。
「どんどんどーなつ どーんといこう!」

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  • 友人氏の技術ブログ 数学ガチ勢がエンジニアになっていく奮闘記