まぁ、つまらないものですが

エンジニニャーの気ままな技術ブログ、日々のログを残してゆきます。

新年の挨拶とC99お疲れさまでした。

せっかく年末年始のタイミングでまだ文字を気力が残っているのでつらつらと書いていく。痛いポエムです。

まずはC99お疲れさまでした。サークルで足を止めていただいた皆様、ほかサークル様、そしてC99の開催に尽力されたコミケット準備会の皆様ありがとうございました。改めて感じたのですが、私の時間は2019年12月31日から止まっていました。今日C99に参加してようやく私は2020年の次を迎えることができました。

今回は新刊はコピー本のみという体たらくでした。コミケ一日の朝からビックサイトには行かずにRTAinJapanを見ながら原稿を書き夕方に慌てて組版をして夜の22時に秋葉原製作所で印刷をするという学園祭前日さながらの追い込みをしました。

去年の年末はそんな修羅場はなく祭りはなくヌルっと終わったので2年ぶりの年末感そして失いかけていた祭りの高揚感を得ていました。高揚感が実感と変わり始めたときにふと、自分が書く文章にどれだけ価値があるのだろうかということが自分の頭にもたげました。それはコミケの2日目の朝起きたときにも呪いのように頭の片隅にありました。この文章に、このコピー本に一体どれだけの価値があるのだろう。

コミケという会場はどのような趣味を肯定する一方刺さらなければ無料でも売上が伸びないそういった厳しい面を持っていると思っています。そんことを思いながらコミケ2日目のサークルに座ってるといろんな方がブースに寄ってくれました。

完売には至りませんでしたが、それでも期待以上に色んな方々に手を取っていただけました。本当にありがとうございます。

その中で嬉しかったのが「技術書典で既刊買ったんですよ、新刊もらっていきますね」という言葉。今思えばつたない文章の同人誌を買ってまた私の本を手に持っていただけれたときに、何かが救われたような気がしました。

あいかわらず拙い文章ですが、少なくとも既刊よりわかりやすくなっていることは胸を張れます。自分が成長していることの実感、自分の活動を見てくれてる人がいる実感。それがものすごく嬉しかった。

また、コミケでしか会えない人に会えたこと。創作に血肉を注いでる人と同じ空間を共有できたこと。改めて自分自身の芯を叩き直せたと思います。

自分書きたいものを書こう。それが価値じゃないか。価値を上げるために、胸を張れるように少しでもよくしよう。見てくれている人はいるのだから。

秋葉原が好きなように、コミケという場が大好きです。 場を通してすべての創作にリスペクトと愛情を。それを泥臭く追っていきます。

これを書いてるうちに新年を迎えました。 今年は胸を張って言えます。あけましておめでとうございます。   今年こそはがんばります。2022年何卒よろしくおねがいします。

godan.m

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  • 友人氏の技術ブログ 数学ガチ勢がエンジニアになっていく奮闘記