まぁ、つまらないものですが

エンジニニャーの気ままな技術ブログ、日々のログを残してゆきます。

WIP 半透明ディスプレイと続・スマートミラー構想 2020

すっかりアドベントカレンダーを忘れてたごだんです。
この記事はmohikanz Advent Calendar 2019の16日目の記事となります。

2017, 2019年とやってきたスマートミラー。毎年この時期になるとボッチで過ごすクリスマスの寂しさを埋めるようにスマートミラーをつくったりしていましたが、今年も例にもれず書きます。過去記事はこちら。

godan09.hatenablog.com godan09.hatenablog.com

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AWSのWEBコンソールでミスって本番を消した話と戻すまでの15分間の話

この記事は「本番環境でやらかしちゃった人 Advent Calendar 2019 - Qiita」の13日の記事です。

気軽な気持で登録したらカレンダーTwitterでバズリ、出てくる記事もみんな面白いので、「おいおいおいおい、俺はなんてものに登録してしまったんだ」と反省している深夜21時です。みんな文豪か?

というわけで、こんにちは。godanです。
これは本当にくだらないミスで本番を消した人間の悲しい15分を思い出しながら書いた記事です。皆様にあたっては穏便に他山の石にしていただけると幸いです。叩かれたり炎上したりしないよう気をつけていますが、なにかあれば教えていただけると幸いです。

結論。

  • 本番には削除保護フラグを立てておこう
  • Webコンソールで横着して複数作業するのはやめておこう
  • サーバー名は誤解しないようにしておこう

ここから以下ポエムです。

背景。

某月某日

普段リモートワークが多いチームということもあってチームではオフラインで集まって普段あまり手を付けないことをみんなでやる日を設けています。 その中でCVE脆弱性検査や定期的なAWSの棚卸しをしており、サーバーで設定は問題ないかや開発サーバーでいらないものがないかの確認作業を行っていました。

自分が居たところは複数プロジェクトがあり、その中のWordpressで運用されているものが存在していました。規模は大きくなくAWSのt2.small一台で運用され基本的にはWordpressのアップデートなどが問題なく自動で行われていれば特にやることがないものでした。

その棚卸しのタイミングで件のWordpressサーバーをt3.smallにして置こうという話になりました。 既存のWordpressが動いているインスタンスのAMIを取ってそれをもとに新しいインスタンスを建てるだけな単純作業です。
ついでに、すでに使われていないサーバーが数台あったのでAWSで作業するときに消すことにしました。

某日。

意気揚々と既存のインスタンスのAMIを取り始めました。 AMIはインスタンスが稼働したまま取ることができます。 AMIの取得時間はものにはよるでしょうが5分から10分ほどでしょうか。対処のサーバーにチェックを入れて取得が終わるまでそれなりに時間が空きます。待ってる間についでに頼まれていたサーバーも消してしまおうとチェックを入れてサーバーの終了を行いました。

特に詰まることのない作業ですが、悲劇はすでに始まっていたのです…

異変。

その時何が起きたのか。 今回の問題はAMI取得とサーバー削除を立て続けに行ったことでした。 AMI取得のモーダルが出て取得を開始した後に対象のWordPressサーバーの チェックは外れていませんでした 。 その後立て続けにサーバーの終了を行ったため対象のWordPressサーバーも終了の処理が走りはじめました。
気が抜けていたのか削除時の確認のモーダルを確認せずクリックしたことが諸悪の原因でした。 つながらなくなる本番。水が上から下に流れるように。叩きつけたガラスが割れるように。終了処理が始まったサーバーは止まりません。

希望。

サーバーの終了処理は走り続けていていましたが、同時にAMIの取得も走り続けていています。
サーバーが消えたらAMIも失敗しそうなものですが、走り続けていていました。その取得中のステータスは輝いているように見えます。
取得が終わるのが先か、サーバーの終了が先か。謎の祈りがそこにはありました。
時計の針の音すら聞こえる静けさで混乱する中ただただステータスが変わる待ち続けます。およそその時間10分ほど人生の中で1位2位を争うほど長く感じました。
終了処理とAMI取得が終わったのはほぼ同時でした。
緑色に光るステータスの文字はもはや神の微笑みのように見えました。逸る気持ちを抑えながらインスタンスを起動してすると問題なく起動時のチェックをこなしていきます。
本当に問題がないのか接続確認をして本番を復旧させました。

その後上司に詫びメッセージを書きこの日はメンタルがやられ仕事を早々に切り上げ自宅へと帰りました。

終わりに。

完全に不注意の泣きたくなるくらい単純なミスですが、今後の戒めのために書いておこう今回のAdventCalendarに書かせていただきました。
思い出しながら書いてる時点で悲しくなってきたので、アンジュの過去配信のアーカイブを見て元気をだそうと思います。

明日の本番環境でやらかしちゃった人 Advent Calendar 2019は418statusさんです。
引き続き年末に向けて頑張っていきましょう。

JOKERを見てきた感想。もしくは悪意の伝播の話

Jokerを見てきた。寝すぎて13時に起きた罪悪感から逃げるように秋葉原に来た時にふとネットで話題になったり複数人から進められていたJOKERを思い出した。次回の公開が18時30分。秋葉原の違法風俗に絡まれないように大通りに逃げて時計を見ると18時10分だった。 秋葉原から上野の途中にあるTOHOシネマズまでおおよそ10分。これはある種の思し召しだろうと御徒町方面に向かった。

さて、前提を共有しておくと実はバットマンを履修していない。伊藤計劃先生がむかしブログにジョーカーのことを書いていて気になっていたもののずっと見てこなかった体たらくを許してほしい。

見る前に解説とか世界観の理解ぐらいしたほうが良いか悩んだが時間がなかったのと、基本的に何も知らずに経験することがエンターテイメントをより楽しくするスパイスだと信じている人間なのであえて何も見ずに見ることにした。

ついたときは18時18分だったが、ポップコーンと飲み物は欠かせない派なので空いているレジに並んでポップコーンとスプライトを頼んだ。食べ物を片手にモギリにチケットを見せてひとつ上のフロアへ移動してスクリーン8の扉を開く。時刻は18時34分。TOHOシネマズ恒例の長い上映予定作の広告の途中だったので席に座るまでに手早く手元のデバイスを航空機モードにして席に座った。

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Chrome 78 - DevToolsの新機能について

コレは英語の勉強がてら Chrome 78 - What’s New in DevTools - YouTubeWhat's New In DevTools (Chrome 78)  |  Web  |  Google Developers を自動翻訳とかい色々つかって要約してみた記事になります。

間違ってたらすみません

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契約書について書くときに僕が語ること変換器を支える技術

そういえば7月に作ったコレの話をどこかで振り返りたいと思ったので書きます。 https://bokukimi.godan.dev/

リポジトリはこちら Godan/HarukiMurakamiContractBookGenerator: 契約書をコピペすると「甲」と「乙」を「僕」と「君」に変換したら、読みやすくなって村上春樹さんっぽくしてくれるWebサイトを作りました 手持ちの契約書 を情緒あふれる文にしよう

コレは何なのか

これはもともとTwitterで話題になっていた契約書の甲乙を僕君に直したら読みやすいという話から実際に手元にある契約書で試してみたいとふと思ったのでサクッ作ったものになります。 契約書の「甲」と「乙」を「僕」と「君」に変換したら、読みやすくなって村上春樹さんっぽくなってしまう - Togetter

本当にしょうもないし、簡単なWebアプリですが、自分の周りで紹介したらそれなりに受けました。

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この素晴らしい映画に祝福を! このすば劇場版が最高だった話

技術書典の入稿までのデットラインまで24h時間を切りました。今日も元気です。Godanです。
ちょうど一息入れたタイミングで友人からこのすばの映画いこうぜ!と言われ気になっていたこともあって快諾。次の日寝坊して起きたときには集合の時間だったというトラブルもありましたが見てきました。

とりあえず最高でした。このすば見たことある人はいったほうが良い。頼む。3期も来てほしいんだ。みんな見てくれ。

この映画は原作5巻「この素晴らしい世界に祝福を! 爆裂紅魔にレッツ&ゴー!! 」をベースに書かれている。自分が読んだのが相当過去なので正しい記憶がないが、ベースにしているだけでかなりアニオリがある。(サブタイも「紅伝説」 に変わっている)

アニオリと言われると抵抗感があるかもしれないが、「これ原作になかったよね…?」と思うくらい原作のノリがそのままになっているので安心してほしい。

公式のあらすじを要約するととゆんゆんが「カズマさんとの子供がほしいの!」という衝撃の一言から始まる。このシーンは予告でも見ることができる。

youtu.be

話を聞くと紅魔の里がピンチということがわかり里帰りをするめぐみん。
しかしこの残念女神、変態クルセイダー、頭のおかしい魔法使いのパーティ、そしてクズが行く先で何も起きないはずもなくいつもどおりの騒動に巻き込まれるというものだ。

ネタバレを避けると、一期が作画コストを下げた「低予算アニメ」だったのに対し今回は「予算がついた低予算アニメ」という感想を抱く。
あんまりアニメ作画に造形があるわけでもないのでそこらへんは詳しいかたに任せるが、かなりヌルヌル動く。
正直言って感動した。戦闘もこれこのすばか?と思うくらいすごい。
もともと戦闘も動く方だったけどより動いてて感動した。このすばといえば手のヌルヌルと動く作画が印象に残ってると思うが、あれくらい動いてるところがちょいちょいある。

そして脚本と構成が素晴らしい! このすばのアニメといえばシリアスとギャグとのテンポと、構成が素晴らしいところだと思ってるが、それがより一層磨きがかかっている。

アニメ映画というと個人的に3つくらい種類があると思っている。一つは新規カットを入れつつ過去のアニメをつなげて作られた「総集編」。スピンオフや、サブストーリなどある程度作品のバックグラウンドを共有された状態を元に作られる「外伝」。そして、すべて新規または、初見でも面白いうと思える作品を目指す「一本物」。 このすばはこの中でいうと「外伝」なんだけど多分所見でも十分面白い「一本物」としても成り立っていると思う。
そう思うくらい構成がすごい。

入りはゆんゆんの一言で引き込まれ、めぐみんとカズマのやり取りに笑い、アクアと、ダクネスとの掛け合いで更に笑うこの作品は今まで築いてきたアニメこのすばの総力が込められている。ぜひ見てほしい。

日本の映画館ってあんまりみんな声を出さないというか、出せない空気かあるんですが、コレはみんな自然と笑い超えを上げていて、それも体験として非常に良かったです。
だってこめっこが「ねぇちゃんが男引っ掛けて帰ってキタァァァ」とかゆってるシーンでみんな笑いながら次のシーンのオチでまた笑うみたいなことがずっと続くんですよ。そりゃ楽しいよ。

爆笑上映やってくれ。俺もっと笑いながらこの映画を観ていたい。

ここからネタバレもするから嫌な人はここまでにしておいてね。

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相互リンク

  • 技術ブログ:ヤモト.tvp
  • 友人氏の技術ブログ 数学ガチ勢がエンジニアになっていく奮闘記